山本ひろ子研究室のメンバー | office_hiroko

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 和光大学A棟816号室を根城にさまざまな活動を展開する山本ひろ子研究室。学内のはみ出し者、山伏、学外から勉強しにきた外人と様々な人種で構成され、いまや一種のアジール(聖域)と化している。毎週一回のゼミの後、夜会と称して山本先生を囲んだ懇談会を開催しており、そこに連れ込まれていつの間にか一員となった者も数多い。ゼミとは別に、有志による勉強会も随時開いている。また学外の学びの場である成城寺小屋講座にも主体的にゼミのメンバーは関わっている。長野県蓼科の山荘や、高知県物部町の「和光大学ものべ荘」、そして鶴川の「岡上ハウス」などの拠点を持ち、日々勉強に邁進する。本HPはそんな山本研の活動の一端を発信すべく2011年5月にリニューアルした。
  • 2012.06.08 Friday
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山本ひろ子研究室のメンバー

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前世の因果か、和光大学のアジール・山本ひろ子研究室と出会い、カオスと研磨の道を選んだ勇気ある学徒たちをご紹介。


“ゼミ長” 宮嶋 隆輔
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翁とは何か? それを生き方でもって体現しているのが、この宮嶋である。
三年前、研究室に訪れたこの翁は、いつしかゼミ長となって住みつき、その「老と性のアンビヴァレント」(本人の論考より)な言動で多くの宝を運び込んできた。
研究テーマは「翁」と「三信遠の芸能」(写真はあこがれの乾武俊翁と対話させて頂いた時のようす。終始怪しい笑みを浮かべている)




“郎子” 高橋 知将
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 元・水泳部部長だけあって後輩の面倒見は良いものの、研究室の中ではなぜか末っ子的ポジション。
熱い人情と得意の工作で研究室の活動を支えている。
夜会で漢字力を試されるたび、新しい言葉を生み出してくれる。研究テーマは「狩猟」。

 


“山の神” ナカタ ユキノ
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期待のホープも三年生、「山の神」に魅入られ研究を続けているうちにいつの間にか、自分自身が山の神に!?

研究室のお母さんとして、細かい事務作業から料理までそつなくこなし、時に「郎子」を叱りつける。
「なにやってんの!!」
昨年度に引き続き、研究テーマは「山の神」について。




“近づく足音” 本田 晶子
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山本ひろ子を追って早十数年、いまや皆が認める大先達・本田大明神。
寺子屋講座の運営もさることながら、羽黒山伏としても幅広く活動中。
長年の経験なのか、はたまた山の怪異か、彼女の噂をしていると決まってとんでもない方向から現われては我らを脅かす。
今宵も本田の近づく足音が聞こえる。廊下に響くは禍々しいうがいの音色。





“優等生から大天狗へ” スズキ コウタ
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 ゼミ生から“優等生”と揶揄されながらも研究室という魔窟を生き抜き、明晰な頭脳と背の高さを駆使して日々奮闘中。
自身のテーマ“天白神”の研究を深めつつ、成城寺小屋講座・土曜会で荒神神楽研究の課題と展望を提示したり、
被差別・芸能組として差別と芸能のテーマに取り組んだり、勉強面で常に最先端を走る研究室のブレーンだ。
文書に記された「天皇」を「天白王」と読んで狂喜する彼は、すでに大天狗の道へと足を踏み外しているに違いない。






“夜会隊長” ヤダ コウジ
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一年前、放泡するウソフキが見つけた安息地は研究室であった。
持ち前のひょうきんさと得意料理のパスタ、そして焼酎を飲んで潰したというダミ声はフィールドワーク先の方々にも大人気である。
研究テーマは地元・宮崎での「一向宗弾圧」について。



“お神楽マニヤ” サカイ コウタロウ
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 幼少期から“お神楽”や“獅子舞”が大好きで、和光の和太鼓サークルや地元のお神楽では太鼓打ちとして活躍中。
一見控えめな彼だが、フィールドワークに行くと持ち前の“シブ〜い趣味”を存分に発揮。
古く苔むした灯篭や鳥居に感激して写真を撮りまくる。その味のある感性と情熱は、「芸能集団」としての山本研の未来を担ってくれることだろう。






“新入生は大先輩” タナカ トシコ
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長年勤めた幼稚園を退職し、「勉強をしたい!」ととりわけ厳しいと噂の山本ひろ子研究室に参入。
子供のような天真爛漫さの持ち主で、学びの上で感じた驚きを飾らず言葉にすることで、場の雰囲気を盛り上げている。
お菓子やお酒をマメに差し入れてくれるが、中でも手料理「鶏肉の塩麹焼き」は絶品でした。





“狂った果実” タナカ マサヒロ
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見よ、この目を! 何を考えているのだろう?
そんな怪しい雰囲気を持つ輩がこいつだ。
文学に興味を持ち、自らも小説の執筆活動を行う彼は、この研究室のただならぬ空気を嗅ぎ取って飛び込んできた。
さて、水を得た魚ならぬ、研究室を得た田中はどんな物語を紡ぎ出してゆくのだろうか?




“ニュータイプ” 林 龍悟
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入学間もなく、山本研にやってきた太陽のような笑顔を持つ男。料理が得意で、あの山猫シェフにも気に入られたというから驚き。
また、彼には朗読の才能があることも明らかに!今後が実に楽しみだ。
メンバーが口を揃えて言う、「こんな子見たことない」。





“自殺研究巫女詩人” オオハシ ナオミ
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一昨年のFW報告会で「諏訪の大祝」に興味を抱き、研究室に参入。
邪気のない笑顔と雰囲気は、沖縄のユタさんを彷彿とさせる。
自身の詩集を刊行していることからも明らかなように、鋭敏な感性を持ち、時に研究者を唸らせるような質問をすることも。
研究テーマは「自殺と宗教」、卒論ではヒルコ神の変遷について論じた。





“サブローさん” サカモト ダイザブロウ
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 出羽三山などを駆け巡りながら勉学を続ける、はぐれ山伏。
地下足袋に藁で編んだ肩掛け、大きな法螺貝がトレードマークで、ゼミ開始やフィールドワークでの集合の合図に法螺貝を吹くこともしばしば。
現在は千葉をターゲットに修験の儀礼や習俗を調査中。
今年、初の著書『山伏と僕』(リトル・モア出版)を刊行して話題を呼んでいる。



 このほかジェンダーを越境した学生や前衛音楽家、岡上在住の勉強熱心な女性、A棟8階の先生がた……といった“マレビト”たちが時折訪れますが、彼らの紹介はまたの機会に。あなたも学問的好奇心と一片の勇気を持ちえたなら、研究室の扉を叩いてみてはいかが〔文:宮嶋、鈴木、高橋、中田〕


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山本ひろ子先生のプロフィール 山本ひろ子
日本宗教思想史専攻。70年代に生まれた「寺小屋教室」にて、原典購読を中心とした活動を続ける。
山本ひろ子研究室とは? 山本ひろ子
和光大学A棟816号室を根城にさまざまな活動を展開する山本ひろ子研究室。
先生の著作紹介 山本ひろ子
山本ひろ子先生の著作をご紹介します。

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