2011年度 物部フィールドワーク特集! 前編 | office_hiroko

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 和光大学A棟816号室を根城にさまざまな活動を展開する山本ひろ子研究室。学内のはみ出し者、山伏、学外から勉強しにきた外人と様々な人種で構成され、いまや一種のアジール(聖域)と化している。毎週一回のゼミの後、夜会と称して山本先生を囲んだ懇談会を開催しており、そこに連れ込まれていつの間にか一員となった者も数多い。ゼミとは別に、有志による勉強会も随時開いている。また学外の学びの場である成城寺小屋講座にも主体的にゼミのメンバーは関わっている。長野県蓼科の山荘や、高知県物部町の「和光大学ものべ荘」、そして鶴川の「岡上ハウス」などの拠点を持ち、日々勉強に邁進する。本HPはそんな山本研の活動の一端を発信すべく2011年5月にリニューアルした。
  • 2011.08.27 Saturday
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2011年度 物部フィールドワーク特集! 前編


授業「フィールドワークの実践1」は、自主運営の小屋「和光大学ものべ荘」を拠点とする狹租瓩療攤粥κ部フィールドワークです。今年は、「あれをやりたい」「これだけは外せない」といった学生達の希望を最大限実現するため、「グリンツーリズム・いざなぎ流体験組」と「食文化探訪組」に分けて、組ごとに実習をしました。7月21日から24日までの4日間の体験のあらましを、2回に分けて紹介します。〔山本ひろ子〕




体験に勝る勉強はない。それが僕の物部でのフィールドワークだった。

  
◆ぼくのフィールドワーク、どたばたに始まる!
僕は諸事情で他のメンバーに一日遅れて高知入りをした。「高知のセミは東京のセミより元気だなぁ。」そんな、のほほんとしたものべ荘への道中で“事件”は起きた。
先発隊と朝9時に大栃で合流するには、土佐山田8時20分発のバスに乗れば9時ごろには大栃に着く。高知駅を出発し、8時10分に土佐山田駅に到着。駅員さんに「8時20分発の大栃行きのバスはあそこで待てばいいんでしょうか?」と聞くと、駅員さん曰く、「今日は土曜日なので次のバスは9時32分発ですね」。「えっ?」。この時の体から力が抜けていく感覚を今でも忘れない。……

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私にとって2回目の物部FW。昨年は鰹のたたきやゲストの方の創作料理に見せ場を奪われ、私の料理は完全に陰に隠れてしまった。今年はそんな失敗はしたくない。「山猫亭」のシェフの名に相応しいものを作ろうと、メニューを決める段階からかなり気合を入れた。……

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◆厳粛さと高揚感―舞神楽実習
 
私にとって初めての物部フィールドワーク。実習ではグリーンツーリムといざなぎ流舞神楽を体験した。
指導してくださるのは、小松幹宏太夫、「いざなぎ流神楽保存会」の半田琴美さんと半田敏張さん(ご夫婦ではない)、そして舞神楽を勉強中の佐竹理恵さんである。
まず扇と錫杖を手元に置き正座して拝礼。自然と厳粛な心持ちになる。拝礼が済むと、半田琴美さんの唱える言葉に合わせ、ゆっくりと弧を描くように扇を左右に動かし、これから舞を奉納する事を神様に報告する。皆も緊張感を持った表情で半田さんの動きを追っていた。


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物部フィールドワーク特集!後編はこちら。


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山本ひろ子先生のプロフィール 山本ひろ子
日本宗教思想史専攻。70年代に生まれた「寺小屋教室」にて、原典購読を中心とした活動を続ける。
山本ひろ子研究室とは? 山本ひろ子
和光大学A棟816号室を根城にさまざまな活動を展開する山本ひろ子研究室。
先生の著作紹介 山本ひろ子
山本ひろ子先生の著作をご紹介します。

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