先生の著作紹介 | office_hiroko

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 和光大学A棟816号室を根城にさまざまな活動を展開する山本ひろ子研究室。学内のはみ出し者、山伏、学外から勉強しにきた外人と様々な人種で構成され、いまや一種のアジール(聖域)と化している。毎週一回のゼミの後、夜会と称して山本先生を囲んだ懇談会を開催しており、そこに連れ込まれていつの間にか一員となった者も数多い。ゼミとは別に、有志による勉強会も随時開いている。また学外の学びの場である成城寺小屋講座にも主体的にゼミのメンバーは関わっている。長野県蓼科の山荘や、高知県物部町の「和光大学ものべ荘」、そして鶴川の「岡上ハウス」などの拠点を持ち、日々勉強に邁進する。本HPはそんな山本研の活動の一端を発信すべく2011年5月にリニューアルした。

先生の著作紹介

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山本ひろ子先生の著作をご紹介します。

『変成譜──中世神仏習合の世界』
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■春秋社

■発行年月:1993年 07月

■定価:定価:3,465円 (本体:3,300円)

■ISBN:4393291085
新装版

■発行年月: 2000年 09月

■ISBN:4393291476

■定価:3,465円


内容
 中世の目眩く豊穣へ。熊野詣、修験神楽、法華経注釈、即位灌頂など、中世神仏習合の多彩な展開を解読し、心身と世界のドラスティックな変革="変成"の壮大な宗教運動を蘇らせる、最前線の論考。

目次
プロローグ―神聖劇場への招待

1 苦行と救済―中世熊野詣の宗教世界―浄土としての熊野へ

2 擬死と再誕―大神楽「浄土入り」―奥三河の霜月神楽をめぐって

3 本覚の弁証法―龍女の成仏―『法華経』龍女成仏の中世的展開

4 人獣の交渉―異類と双身―中世王権をめぐる性のメタファー
エピローグ―錬金術的思考へ向けて



『大荒神頌』
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■岩波書店

■発行年月:1993年10月8日

■定価 2,039円(本体 1,942円)

■ISBN:4-00-004163-0 C0395






内容

 中世民衆が育んだ異形の神々の物語――山岳修験道の祖「役行者」,神楽の古形を伝える奥三河「花祭」に降臨する神々.苦悩し,闘い,開眼する姿をいきいきと再生する.民衆宗教に隠された想像力の秘儀.

目次
熊野詣篇
1 役行者
2 切目の王子
花祭篇
1 龍王しずめ
2 五郎の姫宮



『異神──中世日本の秘境的世界』 
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■平凡社


■発行年月:1998年3月

■A5判_664頁


■定価:7350 円

■ISBN: 4-582-47506-X C0021





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■筑摩書房(学芸文庫)

■発行年月:上巻=2003/06

■定価:1470 円 (税込)

■ISBN: 4480087680b







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■筑摩書房(学芸文庫)

■発行年月:下巻=2003/07

■定価:1470 円 (税込)

■ISBN: 4480087699






メタローグ

 本書は、日本中世信仰の世界に正統を任ずる仏教や神道にも負けずに、強大なパワーと抗しがたい魅力をもって棲息していた「異神」たちの話だ。新羅明神、摩多羅神、宇賀神、牛頭天王といった、神とは呼ばれてはいるが、その出自も来歴も分からぬ謎めいた神々。時には王や皇子を呪い殺す行疫神として、あるときは富をもたらす神として、さらには修行者の守護神や秘密結社の本尊として、変身をとげる神々。どうやら彼らの始祖は海の向こうからやってきた越境者であるようだ。著者によって描出される、異神たちの霊性が、その秘儀や行法を通して顕現するプロセスが本書の圧巻である。
(中山修一)『ことし読む本いち押しガイド1999』 Copyrightc メタローグ. All rights reserved.

内容
 
異神たちが同時多発的に誕生・成熟し、連携、時には対立しあって暗躍した中世の「顕夜」を舞台に、綾なす異神たちの活動の軌跡を辿る。新羅明神を第一舞踏手に、今、異神たちの饗宴が始まる-。

内容(文庫版・上)
 
“異神”とはなんの謂いか。新羅明神に赤山明神、摩多羅神、宇賀神、牛頭天王…。耳慣れぬ異貌の神々。装いもそれぞれに中世密教の中枢に鎮座しながら、由来は神話中の神とも仏教典中の仏とも明かさず、あるいは祟りをなし、習合と変容を繰り返し、偽経中に生き延びるマジカル・フィギュア、第三の尊格たちの闇を探る。上巻は新羅明神と摩多羅神の周辺。唐山・新羅から院政前夜の叡山に来臨した新羅明神には、その由来から寺門対山門、寺門対王法の拮抗の歴史的契機をうかがい、摩多羅神には天台常行三昧行の守護神、修正会・延年舞における芸能神、本尊たる玄旨帰命壇における秘義潅頂の諸相まで、異神の来歴と変貌の現場をつぶさに解明する。

内容(文庫版・下)
 
下巻幕開けは、翁頭蛇体をもって大弁才天のほの暗い頭上に蟠踞する宇賀神の秘密に肉薄する。口伝と儀軌の迷路からうかびあがる叡山潅頂の秘儀は白眉の一章。そして掉尾を飾る祭文世界。みさきたなびく牛頭天王と懼れられ、八万四千の使尊眷属を先触れに天竺より飛来し、龍宮を経て本朝をさすらいわたる流浪の行疫神の相貌。偽稗の古代に天照大神との競合に敗れ、中世を経て江戸の末まで闇に鎮送されながら生き延び、時を経て再びの出世をうかがう異神。宗教史・芸能史・民俗学の閾を自在に跳びわたりつつ、おびただしい文書の博捜と今日に生き残る祭神儀礼の闇から、中世の空間に響きわたった神々の哄笑を召還する渾身の力作。

目次
第1章 異神と王権―頼豪説話をめぐって(『平家物語』頼豪説話の構成とモティーフ)
第2章 摩多羅神の姿態変換―修行・芸能・秘儀(謎の神・摩多羅神
第3章 宇賀神―異貌の弁才天女(『渓嵐拾葉集』と二種の弁才天宇賀神経と荒神祭文)
第4章 行疫神・牛頭天王―祭文と送却儀礼をめぐって(「牛頭天王島渡り」祭文と祇園縁起)



『中世神話』 
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■岩波書店

■発行年月:1998年12月

■定価:672円 (税込)

■ISBN: 4004305934








内容
 
伊勢神宮外宮に祀られる豊受大神。イザナギ・イザナミが国生みで使った天の瓊矛。この記紀神話に登場しない神と国生みの呪具を主人公にして、「天地開闢」「国生み」「天孫降臨」の物語が中世的変容を遂げる!中世神話創造の謎を解くスリリングな文献探究。

目次

序章 中世神話への招待

第1章屹立する水の神(中世の開闢神話)

第2章 天の瓊矛と葦の葉((大日如来の印文神話)

第3章 降臨する杵の王(稲の王から杵の王へ)
終章 伝世されなかった神器



別冊太陽 『祭礼──神と人との饗宴』
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■平凡社

■発行年月:2005年10月25日

■定価:2,940円(本体2,800円)

■ISBN:4-582-94491-4





内容 

 〈神話の復演〉〈秘境の夜神楽〉〈共同体の祭礼と神懸り〉等のテーマ別に島根・美保神社の青柴垣神事、日光の強飯式、中国地方の荒神神楽、沖縄・宮古の神女の祭り他、日本の祭礼の魅力を紹介。

目次

出雲神話を復演する

仏堂の儀礼と芸能

夜神楽―山の宗教
芸能
神女たちの祭り

荒神の祭祀と神懸かり



『物語・差別・天皇制』(共編著)
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■五月社

赤坂憲雄・兵藤裕己・山本ひろ子 共編

■発行年月 : 1985年11月

■販売価格 : 2,100円(税込)







内容

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山本ひろ子先生のプロフィール 山本ひろ子
日本宗教思想史専攻。70年代に生まれた「寺小屋教室」にて、原典購読を中心とした活動を続ける。
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